ニュース その他分野 作成日:2011年5月26日_記事番号:T00030232
求人情報サイト「104人力銀行」が企業639社を対象に行った調査(4月26〜5月10日)によると、今年大学を卒業する新社会人の初任給は、平均2万6,432台湾元(約7万4,000円)となった。一方、行政院主計処の調査では、新社会人が企業に求める給料は2万7,175元となっており、学生の期待と現実の間に少々の開きが見られた。26日付蘋果日報などが伝えた。
なお104の同調査では、大学院卒の初任給は2万8,944元、専門学校卒は2万4,740元。職種別では、研究開発(R&D)の2万9,114元が最高で、最低は飲食・美容などサービス業の2万4,383元だった。
104人力銀行は、初任給はどの職種も大差がないが、勤続5〜10年後の年収では平均約30%増加するのに対し、工業デザインや投資コンサルタントは60%増加するという調査結果もあり、求職の際は、初任給だけでなく、将来性も考慮すべきと指摘した。
ただ、台湾大学国家発展研究所の辛炳隆教授は、現在の若者は親世代の失業や困窮を目の当たりにしたため、その反動で給料を重視する傾向があると指摘した。
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