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禁止やせ薬の摘発、「名医」からも押収


ニュース 医薬 作成日:2011年5月26日_記事番号:T00030241

禁止やせ薬の摘発、「名医」からも押収

 士林地検は25日、禁止成分の「シブトラミン」を含むダイエット薬「寧脂停」「要消脂」「卡卡」の一斉摘発を行い、台北市、新北市、台中市で計240万錠を押収した。26日付中国時報が伝えた。

 士林地検は、問題の薬で体調不調を訴えた市民からの通報を基に流通ルートを調べ、一斉摘発に踏み切った。

 このうち、生産工場から100万錠が押収されたほか、ダイエットの「名医」として知られる林政誠医師の診療所「美美潘朶拉診所」(台北市汀州路)や同医師の自宅からも問題の薬が押収された。

 林医師は当初、取材に対し、「(以前からの)在庫品で、禁止されてからは使用したことがない」と説明していたが、検察での事情聴取後、弁護士を通じて「事情を知らずに使用していたもので、自分も被害者だ」とのコメントを発表した。