ニュース その他製造 作成日:2011年5月26日_記事番号:T00030244
飲料容器製造の宏全国際集団は、今年と来年の設備投資額を60億~80億台湾元(約170億〜227億円)と大幅に拡大し、台湾および中国、東南アジアで生産拡充に取り組む。証券会社の予測では、今年の連結売上高は前年比32.8%増の165億元、来年は21.2%増の200億元と大幅成長が続く見通しだ。26日付工商時報が伝えた。
曹世忠グループ総裁によると、同社は現在、飲料需要期に入り受注が満杯となっているほか、東日本大震災で日本のボトルキャップ工場が深刻な被害を受け、キリンビールやサントリーなど日本の飲料業界上位10社が台湾からキャップを調達するようになっているため、第2~第3四半期の業績は極めて好調との見通しだ。
同社はまた、1~4月の中国事業の売上高が19億6,000万元と、台湾事業の19億3,000万元を初めて上回った。通年でも75億元で台湾(65億元)を超える見通し。
なお、中国政府系のコングロマリット(複合企業)の華潤集団(チャイナ・リソーシズ)が同社中国事業に3割出資すると伝えられていることについて曹総裁は、「双方が提携に興味を持っているが、詳細な交渉は行っていない」と語った。
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