ニュース 電子 作成日:2011年5月26日_記事番号:T00030247
工業技術研究院・産業経済趨勢研究センター(IEK)は25日、台湾のプリント基板(PCB)生産額(台湾メーカーの海外工場、外国メーカーの台湾工場を含む)は第2四半期、1,256億6,000万台湾元(約3,560億円)で、前期比10.3%の成長を見せるとの予測を示した。26日付経済日報が伝えた。
同研究院の江柏風アナリストは、例年第2四半期はPCBの非需要期に当たるものの、売れ行き好調のタブレット型パソコンやスマートフォンの新製品発売、東日本大震災による台湾メーカーへの発注シフト、稼働日数増などの要因が生産額の拡大につながると指摘した。特に携帯電話用プリント基板(PCB)大手の華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)、梓電子(WUS)、欣興(ユニマイクロン)などが恩恵を受けそうだ。
なお、第1四半期のPCB生産額は、前期比3.4%減の1,136億元だった。製品別成長率ではIC基板が32.2%増で最高、次いで通信機器向けの25.5%増となった。
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