ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

32型パネル不足で価格上昇、台湾メーカーに恩恵


ニュース 電子 作成日:2007年10月5日_記事番号:T00003025

32型パネル不足で価格上昇、台湾メーカーに恩恵

 
 32インチ液晶テレビ向けパネルの供給不足が3~4割に達し、年末には価格が1枚当たり335米ドル(約4万円)まで高騰する見通しで、台湾各パネルメーカーの第4四半期の業績向上に寄与しそうだ。5日付経済日報が報じた。

 米ディスプレイ・サーチによると、10月は液晶モニター、ノートブック型パソコン、液晶テレビの需要が伸びて供給不足となり、オファー価格は1~4米ドル上昇する。これにより、友達光電(AUO)、奇美電子(CMO)、中華映管(CPT)、瀚宇彩晶(ハンスター)などは第4四半期の利益が第3四半期を上回る見込みだ。一部のパネルメーカーは、32インチパネルのオファー価格を10月は328米ドル、年末には335米ドルへの引き上げを予定しているという。

 32インチ型は今や液晶テレビの入門機種となり、低価格によって欧米だけでなく中国など新興市場でも人気となっている。
T000030251