ニュース 電子 作成日:2011年5月26日_記事番号:T00030250
華碩電脳(ASUS)は、キーボードが着脱可能なタブレット型パソコン、「トランスフォーマー」の販売好調により、今年通年のタブレットPC出荷台数が250万台を突破する可能性が高いという予測が証券会社より示された。当初目標の200万台を大きく上回る数値となる。26日付工商時報が報じた。
サプライチェーンの関係者によると、「トランスフォーマー」の出荷台数は5月は10万台前後とみられるものの、6月は30万台へ急増、7月は40万台以上となって、第3四半期通期で100万台以上が見込めるという。証券会社は、ASUSが第3四半期の業績説明会で、タブレットPCの通年出荷目標台数を上方修正する可能性は濃厚とみている。
「トランスフォーマー」は第一陣として、台湾、中国、米国、英国の4市場で発売された。6月からは新たにドイツ、イタリア、スペイン、フランスなど欧州主要国に投入される。
ASUSはかつて低価格ノートPC(ネットブック)市場で「Eee PC」をいち早く投入し、最盛期には月50万〜60万台を出荷するブームをつくった。「トランスフォーマー」は、「Eee PC」人気を再現する可能性がある。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722