ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

フラットディスプレイQ1生産額、前期比7.8%減=ITIS【表】


ニュース 電子 作成日:2011年5月26日_記事番号:T00030255

フラットディスプレイQ1生産額、前期比7.8%減=ITIS【表】

 工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識サービス計画(ITIS)の統計によると、第1四半期の台湾のフラットディスプレイ生産額は3,536億3,000万台湾元(約1兆円)で前期比7.8%減となった。26日付工商時報が伝えた。

 製品別の第1四半期生産額は、大型液晶パネルが1,936億8,000万元で前期比9.6%減。非需要期に当たったことや、春節(旧正月)休暇で稼働日数が少なかったこと、中国での労働力不足、価格の下落が影響した。中小型パネルは386億5,000万元で同3%減。スマートフォン向けの3.5、4インチ、タブレット型パソコン向けの10インチ前後の製品需要が高く、小幅減少にとどまった。

 そのほか、TN/STNパネルが43億6,000万元で前期比12.1%減、有機発光ダイオード(OLED)パネルが18億4,000万元で同3.8%減となり、カラーフィルターやバックライトモジュールなど関連部品は合計1,150億1,000万元でそれぞれ0.6〜8.2%減少した。

 第2四半期のフラットディスプレイ生産額についてITISは、出荷拡大や価格上昇に伴い前期比8.3%増加するとみている。