ニュース 社会 作成日:2011年5月27日_記事番号:T00030264
中央気象局の予報によると、フィリピン東海上を通過中の台風2号(アジア名、ソングダー)は、今後北北東に進路を変えて台湾東の太平洋上を北上し、日本に向かう見通しだ。ただ気象局は、台湾には上陸しないものの、外郭の気流の影響を受け、27日に北部山間部、東北部、東部、東南部では局地的な大雨が降る可能性が高いとして「豪雨特報(注意報)」を発令し、注意を呼びかけている。
垂れこめた雲に先端を隠す台北101ビル。専門家は、5月にこれほど強く降雨量の多い台風が発生するのは珍しいと指摘している(27日=YSN)
なお、27日午前2時半には海上台風警報も発令され、バシー海峡および台湾東南部、東北部の海上を航行する船舶に警戒を促している。
気象局によると台風2号は27日から28日にかけて台湾に最接近する見通しで、東部や恒春半島には高波発生の危険があるため、海岸に近づかないよう呼びかけた。
台風2号は27日午前11時現在、中心気圧920ヘクトパスカルで台湾最南端の鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)から東南方面約450キロメートルの海上を北に向かって移動している。中心付近の最大風速は55メートル毎秒。
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