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台北市のQ1店舗賃料、中国人商機で2〜5割上昇=永慶房屋【表】


ニュース 建設 作成日:2011年5月27日_記事番号:T00030270

台北市のQ1店舗賃料、中国人商機で2〜5割上昇=永慶房屋【表】

 不動産仲介大手、永慶房屋の統計によると、台北市8大商圏における店舗物件の賃料相場は第1四半期は前年同期比2〜3割上場、特に中山北路の高級ホテル、台北晶華酒店(ザ・リージェント・タイペイ)周辺商圏では同5割上昇した。27日付工商時報は報じた。

 中山北路晶華商圏は、第1四半期のテナント料相場が1坪当たり5,500〜1万1,000台湾元(約1万5,500〜3万900円)で、前年同期の4,500〜7,000元から大幅上昇した。このほかも、▽忠孝そごう商圏、1万〜2万5,000元(前年同期8,000〜2万元)▽忠孝敦化商圏、8,000〜2万元(同8,000〜1万5,000元)▽公館商圏、5,500〜1万9,000元(同5,000〜1万8,000元)──と、軒並み上昇した。

 賃料上昇について工商時報は、中国人観光客の自由旅行が6月末までに解禁される見通しに基づいて、台湾・海外の小売りブランドや投資家が相次いで投資しているためと指摘。スペインのカジュアルファッションブランド「ZARA(ザラ)」が台北101ビルと微風広場(ブリーズセンター)忠孝館に、スウェーデンの「H&M」が台北市内に進出するという観測も出ているが、劉家豪・台北101協理は、両社とも接触はあったが詳細は明かせないと話した。