ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年5月27日_記事番号:T00030273
中国鋼鉄(CSC)は27日、7〜8月の台湾市場向け価格を、7大製品のうち銅板と棒線(据え置き)を除く5製品で1トン当たり1,500〜2,600台湾元(約4,200〜7,300円)引き下げると発表した。平均下げ幅は4.19%。中国鉄鋼市場の供給過剰や東日本大震災の影響、台湾元高による台湾川下メーカーの苦境を考慮したものだ。27日付蘋果日報が伝えた。
各製品の1トン当たり引き下げ額は、▽熱延製品、1,754元(値下げ後の価格、2万1,800元)▽冷延製品、1,419元(同2万5,300元)▽電気亜鉛めっきコイル、1,500元(同2万8,500元)▽電磁コイル、2,600元(同2万8,900元)▽溶融亜鉛めっきコイル、1,613元(同2万7,400元)──。
CSCの値下げに対し川下の官田鋼鉄は、「川下メーカーの苦しみを分かち合う姿勢に誠意を感じる」と評価した。
ただ証券会社は、CSCの第3四半期の税引き前利益は、生産コスト上昇と値下げが影響し、今期の90億元(予測)から40億元まで落ち込むとみている。
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