ニュース 電子 作成日:2011年5月27日_記事番号:T00030278
27日付経済日報が香港・中国通信社の報導を基に伝えたところによると、鴻海科技集団(フォックスコン)の中国・四川省成都工場で26日、男性従業員(20)が自宅アパートから転落して死亡した。自殺とみられるが、現在のところ理由は不明。なお、同従業員が勤務していた成都工場は、アップルのタブレット型パソコン「iPad」を生産しており、20日に爆発事故を起こしたばかり。事件に関して鴻海は、現時点でコメントを出していない。
26日、パーティーに出席した郭台銘・鴻海董事長(左)は転落死事件について「本当に知らない」話した(26日=中央社)
鴻海は、中国の工場で昨年1〜5月の間に従業員12人が相次いで自殺したことを重く受けとめ、従業員宿舎への金網設置、カウンセラー常駐、大幅な賃上げなど対策に努めていた。しかし同グループは中国工場の大規模な内陸部移転を進めるに伴い、従業員数が大幅に増加し、管理が困難になったことが、今回の爆発事故や転落死事件につながった可能性があると経済日報は指摘した。
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