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台風15号の被害拡大、5人死亡2人不明


ニュース 社会 作成日:2007年10月8日_記事番号:T00003028

台風15号の被害拡大、5人死亡2人不明

 
 中央災害対策センターの統計によると、週末に台湾を襲った台風15号(クローサ台風)の影響で、各地で増水した河川に落ちたり土石流が起きるなどして、5人が死亡、2人が行方不明になった。農林水産業への被害額は11億6,757万台湾元(約41億7,200万円)に上ったと推定される。一方、中国時報の独自のまとめによると、台風の死者は5人、行方不明2人、けが人52人で、公式統計とは大きな開きがある。

 台風15号は6日、台湾北東部に上陸。台北市郊外の陽明山では土石流で男性2人が生き埋めになって死亡したほか、各地で増水した河川に落下したり、風に飛ばされたり、悪天候下の交通事故などによる死者が相次いだ。

 一方、内政部消防署によると、インフラへの被害は、停電が231万5,408戸、断水が1万7,490戸、電話不通が2,681戸に上った。8日午後1時の時点で依然として宜蘭県、桃園県、新竹県などで1万戸が停電しており、台湾電力で復旧を急いでいる。