ニュース 電子 作成日:2011年5月27日_記事番号:T00030281
27日付電子時報によると、奇美電子(チーメイ・イノルックス)がタブレット型パソコンのタッチセンサーを開発中で、アップルに向け6月からの出荷を目指しているとの業界観測が出ている。実現すれば、鴻海科技集団(フォックスコン)が液晶パネル、タッチセンサー、組み立てまでアップルに一貫供給できるビジネスモデルが完成することになる。
奇美電は、日立ディスプレイズからIPS(横電界)方式TFT液晶技術の供与を受け、アップルの認証取得を目指している。アップルのタブレットPC「iPad2」は、韓国のLGディスプレイ(LGD)とサムスン電子から液晶パネルを、主に台湾メーカーからタッチセンサーを調達している。ただ、奇美電がタッチセンサーを供給できるようになれば、部品から組み立てまで一括生産することでアップルに有利なオファー価格を提示でき、コスト競争力が向上すると予想されている。
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