ニュース 電子 作成日:2011年5月27日_記事番号:T00030283
メモリーモジュール大手の創見資訊(トランセンド・インフォメーション)はこのほど、中国からモジュール工場を台北市内湖区に移転し、26日に新工場を公開した。27日付工商時報が伝えた。
新工場には生産ライン18本が設けられ、既に9本が稼働を開始した。同社の生産能力全体に占める割合は50%となる。
同社の束崇万董事長は「中国は人件費が上昇し、台湾企業にとっては、台湾に工場を設置してもコストの差は小さい。台湾は生産効率が高く、サービスの質的向上が図られ、間接的に経営効率の向上にもつながる」と指摘した。
束董事長はまた、自社ブランドの出荷量が昨年の8,000万個から今年は1億個に伸びるとの見通しを示した。
同社は今年、過去10年で最高となる10%の賃上げを実施する。賃上げ率は例年の3~5%を大きく上回るもので、束董事長は「人件費の増加につながるが、その分売上高が伸びれば相殺でき、収益に影響はない。大幅賃上げは今後の景気や経営を楽観していることの表れだ」と述べた。
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