ニュース 電子 作成日:2011年5月27日_記事番号:T00030286
27日付工商時報によると、日月光半導体(ASE)や矽品精密工業(SPIL)など、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)各社は、東日本大震災による原材料価格の上昇および需要期の第3四半期が迫っていることを受け、顧客に5〜10%の値上げを通知しており、これが実現すれば、第3四半期突入後、直ちに業績に反映される見込みだ。
エポキシ樹脂やリードフレームなどの重要材料は、日本で夏に電力の供給制限が行われることから、今期から第3四半期にかけて20〜30%値上がりするとみられている。さらにハイシーズン前に需要が高まり、既に一部ラインでフル稼働となっていることなどから値上げに踏み切ったようだ。
業界関係者によると、値上げはフル稼働となっているリードフレームパッケージで先行して実施されるという。これにより特殊DRAM、NOR型フラッシュメモリー、アナログICなど価格が平均5〜10%上昇するとみられ、IC設計業者の利益率に影響が出そうだ。
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