ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中台特許フォーラム、中国代表団が訪台中止


ニュース その他分野 作成日:2007年10月8日_記事番号:T00003029

中台特許フォーラム、中国代表団が訪台中止

 
 陳水扁政権が台湾名義による国連加盟運動を強めるなどしていることを受け、中国政府は今月中旬に台北で開かれる予定だった「2007特許フォーラム」(経済部知的財産局主催)への代表団派遣を取りやめた。8日付工商時報が伝えた。

 訪台を取りやめたのは、国家知識産権工作組弁公室(国家知的財産権作業部会事務室)の甘紹寧主任ら中国側代表団10人。中国側は「情勢が不透明で訪台を延期したい」と、ただ1行記されたファクスで訪台中止を申し入れてきた。中国政府は台湾側の国連加盟運動に不快感を示しており、当局間の交流活動を制限し始めたとみられる。

 「情勢が不透明」との文言について、関係者が中国側に説明を求めたところ、「情勢の推移を見て、はっきりした後での話だ」というあいまいな回答が返ってきたという。