ニュース 社会 作成日:2011年5月30日_記事番号:T00030293
昨年3月に東アフリカ・ソマリア沖のインド洋で海賊に拿捕(だ捕)、拘束された屏東県琉球郷の漁船「日春財68号」の船長、呉来于氏が今月20日、米海軍による海賊掃討作戦の最中に死亡していたことが分かった。
外交部によると、日春財68号は海賊側より攻撃母船に仕立て上げられており、米海軍のフリゲート艦、グローブス号の攻撃目標にされた可能性がある。呉船長の遺体は漁船とともに海中に沈んだという。
29日付聯合報によると、海賊側は当初800万米ドルの身代金を提示したため、家族側との解放交渉が難航した。その後今年4月に比較的受け入れ可能な金額が提示され、解決に糸口が見えたかと思われた矢先だったという。
台湾人船長の死亡に、楊永明・行政院報道官は「非常に不幸な事件で遺憾だ」とコメントし、米国に詳しい経緯の説明を求めるとともに、今後の事件対応で引き続き遺族に協力していく考えを示した。
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