ニュース 金融 作成日:2011年5月30日_記事番号:T00030296
台湾市場で2度の進出、撤退を繰り返した仏保険大手アクサが、最近台湾で人材募集を行っており、近く台湾への保険会社設立を申請する見通しだ。台湾では近年、外資系保険会社の撤退が目立っていたが、アクサが業界各社の台湾再進出の口火となるかどうか注目される。28日付蘋果日報が伝えた。
行政院金融監督管理委員会(金管会)の関係者は、「アクサが台湾に保険会社を設立しようとしていることは聞き及んでいるが、申請書類はまだ受け取っていない」と述べた。
アクサは過去に台湾に「安盛国衛人寿保険」という子会社を保有していたが、2001年に業務と顧客をオランダ系エイゴンの台湾法人、全球人寿保険に売却して撤退。06年にアクサがスイスのヴィンタートゥール保険を買収した際、アクサはヴィンタートゥールの台湾子会社、瑞泰人寿保険を通じ、台湾に再進出を果たしたが、経営規模が小さく競争力を欠いたため、07年に業務を中国人寿保険に売却して撤退していた。
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