ニュース 建設 作成日:2011年5月30日_記事番号:T00030299
不動産仲介の信義房屋をチェーン展開する不動産仲介大手、信義企業集団の周俊吉董事長が個人的に設立した投資会社、宇衡投資はこのほど、「住商不動産」ブランドで不動産仲介店をチェーン展開する住商実業の株式51%を取得し、経営権を手中に収めた。28日付工商時報が伝えた。
これにより、信義系列の不動産仲介チェーン店は1,175店となり、台湾で業界最大となった。
周董事長は「米不動産仲介大手のリアロジーは持ち株会社形式で4つのブランドを展開し、成功を収めた」と述べ、複数ブランドを同時展開していく意向を示唆した。
周董事長は宇衡投資の董事長を兼任。宇衡が全額出資する信義投資開発は信義房屋に28.53%を出資している。宇衡が住商実業の経営権を獲得したことで、信義企業集団の市場支配力はさらに高まり、中台双方での事業拡大にも有利に働く見通しだ。
周董事長は「2020年までに全世界で1万店の展開を目指したい」と中長期目標を語った。
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