ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

小児用風邪シロップにも可塑剤か、新北市の診療所・薬局12カ所も


ニュース 医薬 作成日:2011年5月30日_記事番号:T00030304

小児用風邪シロップにも可塑剤か、新北市の診療所・薬局12カ所も

 新北市の診療所、薬局12カ所でも提供されている小児用風邪シロップに、有害可塑剤のフタル酸ビス(DEHP)を違法に加えていた昱伸香料(新北市中和区)の乳化剤(食品添加物の一種)が使われている疑いが27日浮上し、新北市政府衛生局は同日、撤去と回収を命じた。29日付蘋果日報が報じた。


新北市衛生局の担当者は、市内の薬局を訪れ、風邪シロップの実地調査を行った(29日=中央社)

 新北市衛生局によると、昱伸香料の乳化剤を使用している可能性があるのは全霖国際貿易(台北市)が販売する「草莓糖漿(いちごシロップ)」「葡萄糖漿(ぶどうシロップ)」で、診療所や薬局が子どもに苦い薬を処方する際に一緒に渡されていた。

 ただ行政院衛生署食品薬物管理局は、食品と違って薬は長期にわたり服用しないため、健康に問題はないとして安心を呼び掛けた。