ニュース 電子 作成日:2011年5月30日_記事番号:T00030308
スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)は29日、同社は今年、マイクロソフト(MS)に支払うライセンス料が増えるとの見通しを示した。花旗環球証券(シティグループ・グローバル・マーケッツ)によると、MSはこれまでの1台当たり5米ドルを7.5~12.5米ドルに引き上げる方針だ。これにより、HTCが負担する通年のライセンス料は90億台湾元(約250億円)に上ると見込まれる。30日付経済日報が伝えた。
グーグルが無料公開しているアンドロイドOS(基本ソフト)採用の携帯電話でもライセンス料を課金するというMSの主張に従い、HTCは昨年4月末にMSのソフトウエア使用権契約を締結している。花旗環球証券は、アンドロイドOSの携帯電話は営業利益率が10~15%にすぎないため、ライセンス料が増えればHTCの収益に大きく影響するとの予測を示した。
一方、容覚生HTC財務長は、粗利益率が過去1年を通じ29~30%水準で安定しており、今後の売上成長も見込めると指摘。そのため、ライセンス料の負担が増えても、影響は大きくならないと強調した。
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