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HTCの「Sensation」、台湾で発売


ニュース 電子 作成日:2011年5月30日_記事番号:T00030310

HTCの「Sensation」、台湾で発売

 スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)のスマートフォン新機種「Sensation」が27日、中華電信によって台湾市場で発売された。中華電信が5月初旬から行っていた購入予約は、3万台以上に上る人気となっている。今後、中国、日本などでも発売する予定で、今年、同機種の世界市場全体での販売台数は100万台が目標だ。28日付経済日報などが伝えた。


新機種「Sensation」、7月からは台湾大哥大、遠伝電信でも取り扱いを始める(HTC提供)

 「Sensation」は、アンドロイド2.3プラットフォームで1.2ギガヘルツ(GHz)ダブルコアプロセッサ採用、ディスプレイサイズは4.3インチ、800万画のデジタルカメラも搭載している。既に欧米、韓国では発売されており、董俊良・HTCアジア太平洋地区副総経理は韓国市場について、まずは「iPhone4」を上回ることが目標で、さらにサムスン電子やLGエレクトロニクスなど現地ブランドとの差を縮めたいと意気込みを語った。また、アジアのスマートフォン市場は、中国、韓国、日本、ベトナムなどを中心に2015年まで成長を続けるとみており、HTCは今年同市場で1割以上のシェアを確保することを目標として挙げた。

 HTCは今年のスマートフォン出荷台数で、昨年の2倍の5,000万台を目指す。野村証券は、HTCの今後2年間のスマートフォン販売台数を、11年が5,000万台、12年が7,300万台とみている。