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コンピューテックスあす開幕、「シンクライアント」が焦点に 【表】


ニュース 電子 作成日:2011年5月30日_記事番号:T00030313

コンピューテックスあす開幕、「シンクライアント」が焦点に 【表】

 第31回台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)があす(31日)から台北世界貿易センター南港展覧館など5会場で開催される。今年はタブレット型パソコンなど「シンクライアント(最小限の機能のみを搭載し、ほとんどの処理をサーバ側に集中させた端末)」が最大の焦点となりそうだ。30日付経済日報などが伝えた。


コンピューテックス開幕を前に華碩電脳(ASUS)のタブレットPC、「Transformer」が最優秀デザイン賞を獲得した(中央社)

 また、プロセッサーではARM、プラットフォームではグーグルに注目が集まり、インテルとマイクロソフトの「ウインテル」主導だったこれまでと違う雰囲気となりそうだ。

 グーグルはクローム担当上級副社長、スンダル・ピチャイ氏が訪台。宏碁(エイサー)がクロームOS(基本ソフト)を初めて採用した低価格ノートPC(ネットブック)、通称「クロームブック」を発表する。一方、MSはスティーブ・グッゲンハイマー副社長(OEM担当)がメーカーとの提携をテーマに講演する。市場では、同社の次世代OS、ウインドウズ8(Windows 8)展示の可能性も指摘されている。

 出展企業は1,800社、5,290小間(小間は出展スペースの最小単位)で前年比8%増。来月4日までの5日間で、海外バイヤー3万6,000人の来場を見込み、250億米ドルの商機が期待されている。