ニュース 社会 作成日:2011年5月31日_記事番号:T00030321
台湾高速鉄路(高鉄)は6月から車内での弁当の販売を中止する。高鉄の弁当は1個120台湾元(約340円)。台湾鉄路(台鉄)の駅弁を2個買える値段だったため、売れ行きが悪かった。31日付聯合報が伝えた。
高鉄は車内での弁当販売をやめ、代わりに1個45元のパン3種類の販売に切り替える。高鉄は「売れなかったから販売をやめたわけではない」と言い張るが、利用者には「高鉄が台鉄に負けた」と受け取られている。
高鉄は2008年2月から、航空会社向けのケータリング会社が製造した弁当を3種類販売してきた。しかし、高鉄に食事時に乗車すると、台鉄の駅弁を持ち込む乗客の姿が明らかに目立っていた。
台湾の駅弁は日本ほど種類が豊富ではなく、旅情を楽しむ対象でもない。それだけに、高鉄の「高級路線」は利用客に受け入れられなかったようだ。
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