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台北の大手百貨店、中国客誘致で改装ラッシュ【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年5月31日_記事番号:T00030324

台北の大手百貨店、中国客誘致で改装ラッシュ【表】

 6月末に見込まれる中国人観光客の台湾自由旅行解禁に伴う商機をにらみ、台北市内の新光三越百貨や太平洋崇光百貨(太平洋そごう)などの大手百貨店が大幅な改装を計画している。31日付工商時報が伝えた。

 新光三越の台北信義新天地A4館では7〜8月から、1〜3階をブランドエリアとして大幅改装を行い、プラダやシャネルなどは1〜2階に最新コンセプトのインショップとしてリニューアルオープンさせる。週年慶(創業祭)セール前、遅くともクリスマスまでの完工を目指す。同館の昨年の売上高は181億台湾元(約512億円)で、今年はさらなる成長を見込む。1〜5月の売上高は目標額を9.5%上回ったという。

 太平洋そごうは、忠孝館のトイレ、および外観の改装を行う。トイレは週年慶セール前の完成を見込み、外観は来年に着手する。

 同じ忠孝商圏の明曜百貨は、既に4億元以上を投じて大規模な改装に入っており、1〜3階にユニクロの進出が決定している。規模は統一阪急台北店に出店した台湾1号店の3倍となる。完工は9月を見込む。