ニュース 石油・化学 作成日:2011年5月31日_記事番号:T00030331
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)海豊工場および台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)の塩化ビニルモノマー(VCM)工場が、第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)の火災を問題視した雲林県政府により6月1日からの稼働停止命令を受けたことをめぐり、南亜プラの呉嘉昭総経理らが30日、同県政府を訪問して出火原因となった液化天然ガス(LPG)パイプラインとは関係のない4工場への停止命令撤回を求めた。しかし林源泉・副県長は「稼動停止は処罰ではなく、問題点の検査を求めるものだ」と強調し、台プラ側の要求を拒否した。31日付中国時報が報じた。
呉・南亜プラ総経理は、同社のエチレングリコール(EG)は台湾の生産量の8割以上、台湾向け供給量の6割以上を占めており、台湾の化繊産業に深刻な原料不足をもたらすほか、国際相場にも影響を及ぼすと指摘し、全面停止の回避を求めたが実らなかった。
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