ニュース 電子 作成日:2011年5月31日_記事番号:T00030338
中堅液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)の林盛昌総経理は30日、「市場の需要が強く、競争で当社が優勢となる条件がそろえば、既存の生産ラインをすべて中小型に移行することもあり得なくはない」と述べた。同社は第1四半期、大型パネルが依然売上高の7割を占めたが、林総経理によると、今期はこれが6割に、第3四半期には中小型パネルと拮抗(きっこう)する見通しで、その後さらに大型の比率を縮小させる方針だ。31日付電子時報が伝えた。
林総経理は、中小型パネルとタッチパネル関連製品に注力すれば、粗利益率は期待できるものの、売上高は減少が予想されると説明。ただ、製品構成の調整により増益が見込めると強調した。
また同社は30日、80億台湾元(約224億円)を上限とした第三者割当増資の実施を決議した。年内には引き受け先が確定する見込み。なお、電子ペーパー大手の元太科技工業(EIH)が同社との提携に前向きで、増資引き受けに意欲的との観測もあるが、これについて中華映管はコメントを避けた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722