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9月のCPI上昇率、過去23カ月で最高


ニュース その他分野 作成日:2007年10月8日_記事番号:T00003035

9月のCPI上昇率、過去23カ月で最高

 
 9月の消費者物価指数(CPI)は107.38ポイントで、前年同月比3.08%上昇し、上昇率は2005年10月以降の過去23カ月で最高となった。前月比では0.91%の上昇だった。行政院主計処が5日発表した。

 特に上昇幅が大きかったのは、▽食品、7.72%▽医療費、5.54%▽衣類、3.5%──で、このほか交通は0.71%、住宅は1%上昇した。青果、魚介類、エネルギーを除いた核心物価の前年同月比の上昇率は1.94%で、ここ5年半で最高だった。    

 9月の卸売物価指数(WPI)は126.67ポイントで、前年同月比4.63%上昇、前月比0.96%の上昇だった。

 主計処は9月の大幅上昇の原因として、8月に3回台風が来襲したことにより農産物が被害を受けたことや、旧暦8月の中秋節、ガソリン価格の上昇に伴うものだとしている。

 中央銀行の彭淮南総裁は、物価と卸売価格の高騰が続くようであれば、金利の引き上げもやむを得ないと語った。6日付聯合報が伝えた。
 
 
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