ニュース 政治 作成日:2011年6月1日_記事番号:T00030353
韓国大手紙、東亜日報は5月30日付紙面に、「台湾のMA、韓国のMB」というコラムを掲載した。MAとは馬英九総統のこと、MBとは韓国の李明博大統領のことで、馬総統を政策運営面で李大統領より上だと持ち上げる内容だ。1日付聯合報などが報じた。
東亜日報は発行部数130万部の、韓国3大紙の一つだ(31日=中央社)
コラムを執筆した金順徳(キム・スンドク)論説委員は、台湾が昨年10.8%の高成長を達成した点を挙げ、「李大統領は『世界的な(金融)危機をうまく克服した』と自負しているが、台湾に比べれば韓国の6.1%という成長率も色あせる」と指摘。営利事業所得税(法人税)を17%まで引き下げたほか、野党の反対を顧みず、中国と海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)を結んだ馬総統の経済政策の手腕を高く評価した。
一方で、「台湾では中国との経済協力で成長率は高まったが、何のメリットがあったのかという不満が広がった」と分析し、そうした状況を、経済成長率こそ高かったものの、大企業だけが恩恵を受けた韓国の現状と重ね合わせた。
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