ニュース その他分野 作成日:2011年6月1日_記事番号:T00030355
信用調査機関、中華徴信所が31日発表した「2011年版台湾大手企業ランキング」によると、上位5,000社の昨年の合計売上高は34兆3,600億台湾元(約97兆7,000億円)、合計純利益は2兆100億元でともに過去最高となった。売上高首位は鴻海精密工業の2兆3,131億万元で6年連続。1日付中国時報が伝えた。
売上高2位から5位までは、▽国泰人寿保険、1兆883億元▽広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、1兆634億元▽台湾中油、9,342億元▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、8,445億元──で、コンパルが09年より1ランク順位を上げたほかは変動はなかった。
純利益首位は台湾積体電路製造(TSMC)で1,616億元。純利益率では、上位10社の半分を建設業者が占めた。1位は南部科学園区(南科)の樹谷園区(台南県)の運営を請け負う奇美集団傘下、聯奇開発の1,423%。2位は新興航運(シンシア・ナビゲーション)の939%だった。
中華徴信所は、ランキングの上位企業は金融危機の衝撃から立ち直ったものの、上位5,000社の純利益率平均は5.84%で、金融危機前の07年の6.61%の水準までには回復していないと指摘した。
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