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証取2部構成に再編、資本金基準5千万元に


ニュース 金融 作成日:2007年10月8日_記事番号:T00003036

証取2部構成に再編、資本金基準5千万元に

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)の胡勝正主任委員は5日、証券市場再編での台湾証券取引所と店頭株式市場の統合を進めるに当たり、統合後の台湾証券取引所を2部構成とし、最低資本金基準は現行の5,000万台湾元(約1億8,000万円)の水準を維持していく方針を明らかにした。6日付聯合報が伝えた。

 現在の最低資本金基準は台湾証券取引所が6億元、店頭市場が5,000万元。店頭市場は台湾証券取引所の2部市場に当たる位置付けになるとみられ、同取引所の最低資本金基準は事実上、5,000万元に引き下げられることになる。同基準はアジアの主要株式市場では最も低い部類に入るという。

 胡主任委員は、「店頭上場企業は全て台湾証券取引所への上場に切り替える。別々の商品を買うのに、別の会社に行かなければならなかったのが、同じ会社で別々の商品が買えるようになるようなものだ」と説明した。

 胡主任委員はまた、海外に進出した台湾企業に台湾での上場を促すため、東南アジアや中国に担当者を派遣し、企業の要望を調査していることを明らかにした。