ニュース 食品 作成日:2011年6月1日_記事番号:T00030366
飲料や食品に有害な可塑剤が使用されていた問題で、台湾全土で5月31日に始まった保健当局による一斉検査で、新たに多くの食品に可塑剤が含まれていることが分かり、直ちに撤去、回収が命じられた。1日付中国時報が伝えた。
桃園国際空港も検査対象となり、安全誓約書や検査機関の報告書がない自動販売機がチェックされた(31日=中央社)
行政院衛生署や行政院環境保護署などが行った共同記者会見によると、新たに可塑剤が検出されたのは、ツバメの巣、パン、ビタミン剤などの食品。初日の一斉検査には同日午後10時半現在で、係官884人が動員され、2,260カ所を調べた。その結果、178カ所の店舗に24時間以内に改善措置を講じるよう指示が下された。
一方、有害可塑剤のフタル酸ビス(DEHP)を違法に加えた乳化剤を販売していたとして摘発された昱伸香料(新北市中和区)の出荷先、加川興業が取引先117社のリストを明らかにし、酵素食品の有名メーカーの「大漢酵素生技」などに問題の乳化剤が流れていた疑いが新たに浮上した。
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