ニュース 電子 作成日:2011年6月1日_記事番号:T00030370
メモリーモジュール大手、威剛科技(Aデータ・テクノロジー)の陳立白董事長は、電子時報の取材に対し、苦境に立たされている台湾のDRAM業界とは異なり、メモリーモジュール業界はいち早く業態転換に成功したとして、「勝ち組論」を強調した。1日付同紙が伝えた。
陳董事長は「DRAM業界は2年前の大規模再編のタイミングを逸して既に破綻したが、メモリーモジュール業界は2年前から危機意識を持ち業態転換を図ったため、影響を受けていない」と指摘した。
陳董事長によると、メモリーモジュール業界は、SSD(ソリッドステートドライブ)、クラウド用サーバー向けメモリーなどに注力し、その成果が徐々に表れているという。
ただ、陳董事長は「これらの分野は研究開発(R&D)投資が必要となるため、今後は規模が小さいモジュールメーカーは生き残りがさらに難しくなる」との見方を示した。
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