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「クロームブック」R&Dセンター、グーグルが台湾設立を宣言


ニュース 電子 作成日:2011年6月1日_記事番号:T00030374

「クロームブック」R&Dセンター、グーグルが台湾設立を宣言

 米グーグルのスンダル・ピチャイ上級副社長は31日、同社開発のOS(基本ソフト)「クロームOS」を搭載したパソコン、通称「クロームブック」の研究開発(R&D)センターを台湾に設立すると宣言した。ピチャイ副社長は、台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)で、「クロームOSの成功は台湾のOEM(相手先ブランドによる生産)、ODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーあってこそだ」と語り、提携関係の重要性を強調した。1日付工商時報が伝えた。

 ピチャイ副社長によると、台湾にR&Dセンターを設立するのは、R&D段階から台湾OEM・ODMメーカーと製品仕様などの協議を重ねるため。同R&Dセンターはグーグル台湾の簡立峰総経理が主導する。

 「クロームブック」は今月中に発売予定で、当初は宏碁(エイサー)とサムスン電子が手掛ける。また台湾製のチップが多数採用されているとも報道されている。