ニュース 社会 作成日:2011年6月2日_記事番号:T00030381
台北市中心部では、昨年1年間に17万台の車が駐車違反でレッカー移動され、市民は車を取り戻すのに多額の費用負担を強いられている──。高嘉瑜台北市議(民進党)は1日、記者会見を開き、台北市政府にレッカー移動費の引き下げを求めた。2日付蘋果日報が伝えた。
高市議によると、台北市で愛車がレッカー移動された場合には、900台湾元(約2,500円)の罰金のほか、レッカー移動費として1,000元、保管料200元の合計2,100元を支払う必要がある。
高市議は台北市政府がレッカー移動費を引き下げる方針を示しながら、いまだに具体的な方針が示されていないとして、市側に対応を迫った。隣接する新北市では既にレッカー移動費が1,000元から880元に値下げされている。
台北市内でレッカー移動件数が多いのは、八徳路四段の饒河街観光夜市付近(2,970件)、忠孝東路四段(1,858件)、中坡北路(1,330件)の順だという。市民からは「わずか2分離れただけでレッカー移動された」などという不満が上がっており、ドライバーはあらかじめ注意したほうがよさそうだ。
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