ニュース その他製造 作成日:2011年6月2日_記事番号:T00030387
太陽電池メーカー、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)が1日発表した5月連結売上高は、前月比42%減の7億2,500万台湾元(約20億4,400万円)で、過去11カ月で最低を記録した。同社は、顧客からの引き合いは依然あるものの、製品価格が反発する気配はなく、業界は「暗黒期」がしばらく続くとの見方を示した。2日付経済日報が伝えた。
市場では当初から、太陽電池メーカーの5月売上高は前月より落ち込むとみられていたが、ソーラーテックの下落幅は予測を上回る結果となった。市場の需要低迷を受けて同社は、設備稼働率60〜70%への引き下げ、調達コストの削減など、価格下落によるリスク回避に取り組んでいる。
証券会社は、太陽電池産業は構造的な問題に直面しており、「驚くほどの需要の高まり」がなければ、短期間で市場の在庫過多が解決する見通しはなく、6月も状況が好転する可能性は低いとの見方を示した。
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