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可塑剤一斉検査、不合格率は5%


ニュース 食品 作成日:2011年6月2日_記事番号:T00030392

可塑剤一斉検査、不合格率は5%

 飲料や食品に有害な可塑剤が使用されていた問題で、保健当局は1日までに、台湾全土の小売店3,726カ所を検査した。うち不合格となったのは200カ所で、不合格率は5.4%だった。2日付蘋果日報が伝えた。


台北市では消費者に安心を呼びかけるため、郝龍斌市長が自販機に「安心マーク」を貼り付けた(2日=中央社)

 保健当局は1日までの2日間に係官延べ1,065人を動員し、一斉検査を行った。一時撤去されていた商品も、食品メーカーから検査報告が相次いで提出されたことを受け、8〜9割の販売が再開された。

 スーパーの飲料売り場には、メーカーから提出された検査報告が張り出され、消費者が閲覧できるようになっている。流通業者は「ここ2日間で飲料の売り上げが10%回復した」と述べており、消費者のパニック心理はやや和らいだようだ。

 同紙記者の取材に対し、消費者は「街頭の飲料スタンドやナイトマーケットの飲み物はもっと怖い。スーパーで購入する飲料の方が安心だ」などと話していた。