ニュース 石油・化学 作成日:2011年6月2日_記事番号:T00030393
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)の連続火災を受け、雲林県政府が同プラントと液化天然ガス(LPG)パイプラインで結ばれる南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)海豊工場に対して6月1日からの稼働停止を命じたことについて、安全な稼動停止には一定期間を要することから、同県政府は2カ月の猶予期間を与えることに同意した。2日付中国時報が伝えた。
林源泉副県長は「もし同時にすべての設備をストップすれば、原料がパイプラインや反応槽にたまり、事故が発生しかねない。徐々に稼働を停止するということであり、大目に見るわけではない」と説明した上で、「石油化学プラントは一般の工場のように、止めろといってすぐに止められるわけではない」と住民に理解を求めた。
雲林県政府は、2カ月後に規定通りに稼働を停止しない場合には、毎日30万台湾元(約84万円)の罰金を科すほか、水道や電力の供給をストップし、強制執行による稼働停止を図ると説明した。
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