ニュース 家電 作成日:2011年6月2日_記事番号:T00030394
2日付電子時報によると、小型デジタルビデオカメラ(ポケットDV)は2007〜08年から価格競争が激化し、コスト圧力が高まっていることから、早ければ2012年下半期にもJVCケンウッド、ソニー、パナソニックなどが台湾に生産を移転すると業界関係者は予測している。DVカメラは部品の数が30〜40項目に上るため、韓国のサムスン電子も一部生産を外部に委託するとの予想だ。
この業界関係者によると、DVカメラは世界市場の規模が小さいため、日本の大手ブランドの大部分は現在、自社で生産している。そのため、台湾の徳之傑科技(DXG)、群光電子(チコニー・エレクトロニクス)、昆盈企業(KYEシステムズ)などは、特定市場向けノーブランド製品の受注が中心で、出荷規模も大きくない。ただ今後は、日本ブランドが05〜06年にコスト圧力を受けデジタルカメラ生産を台湾に移転したように、DVカメラも台湾への生産移転が進むと予測した。
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