ニュース 電子 作成日:2011年6月2日_記事番号:T00030398
北部エリアの高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)サービス事業者、威邁思電信(VMAX)に33.48%を出資する携帯電話キャリア、威宝電信(ビボテレコム)の周鐘麒総経理は先日、同社が保有するVMAX株の売却を計画していると語った。市場では、台中で同サービスを展開する遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)が取得に興味を示しているほか、ある外資も国家通信伝播委員会(NCC)に買収に関する法令などについて問い合わせたとの観測が浮上している。2日付経済日報は、この外資は日本のUQコミュニケーションズだと伝えている。
遠伝は、観測についてコメントしなかったが、WiMAX事業者の統合は市場にとってプラスとの認識を示した。
業界関係者は、合併による効果から見て遠伝が買収する可能性が高いと指摘。WiMAX投資から手を引くと観測されているインテル(VMAX持ち株19%)とビボテレコムからVMAX株を遠伝が取得した場合、出資比率は5割を超え、南部でWiMAX事業免許を持つ同社のサービスエリアは台湾全土に拡大することになる。
合併に関する規定が緩和されれば、下半期にも決まるとみられる。
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