ニュース 電子 作成日:2011年6月2日_記事番号:T00030404
中小型液晶パネル、タッチパネルの勝華科技(ウィンテック)はこのほど、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)方式の液晶パネル用駆動IC設計を手がける子会社「勝力光電」を設立した。今後ウィンテックはAMOLED分野における垂直統合を進め、受注拡大を目指す。2日付経済日報が伝えた。
先月12日に設立された新会社の払込資本金は800万台湾元(約2,250万円)。董事長には黄顕雄ウィンテック董事長が、総経理には、工業技術研究院(工研院)顕示中心(ディスプレイセンター)の元・副組長、黄日鋒氏が就任した。
現在、ウィンテックで使用する液晶パネル用駆動ICは月3,000万個に達し、大量の外部調達を行っている。黄董事長は「今後、さらに先進的な液晶パネル分野に参入するには、IC設計業者との緊密な関係が必要との考えから、新会社設立に至った」と説明した。
なお9月にも発表されるとみられるアップルのスマートフォン新機種「iPhone5」向けタッチパネルの出荷が7月から始まるとの予測から、ウィンテックの8月の出荷枚数は400万枚に達するとみられている。
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