ニュース 食品 作成日:2011年6月3日_記事番号:T00030415
飲料や食品に有害な可塑剤が使用されていた問題で、海外で台湾製食品の安全性に対する懸念が高まっていることから、経済部国際貿易局(国貿局)は2日、食品5品目について、輸出業者に検査合格証明を商品に添付するよう求めた。可塑剤問題で台湾製食品に対するイメージ低下による影響は避けられない見通しだ。3日付中国時報が伝えた。
対象品目は、スポーツ飲料、果汁飲料、茶飲料、ジャム・シロップ、カプセル(錠剤・粉状)の5品目で、行政院衛生署が指定した検査機関が発行した検査合格証明がなければ輸出が認められない。
対象品目の輸出額は年間2,350万米ドルにすぎないが、台湾製製品全体のイメージに傷がつきかねない状況だ。対象品目は現在、中国本土、香港、東南アジア方面など15カ国・地域に輸出されている。
これに関連し、香港と韓国は台湾製の食品5品目について、輸出時に検査合格証明の添付を台湾側に既に求めている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722