ニュース 食品 作成日:2011年6月3日_記事番号:T00030416
飲料や食品に有害な可塑剤が使用されていた問題に関連し、台塑生医科技(フォルモサ・バイオメディカル・テクノロジー)の子ども用健康食品4種類、友華生技医薬(オリエント・ユーロファーマ)の乳幼児向け食品6種類に可塑剤が使用されていたとみられることが判明した。3日付中国時報が伝えた。
台塑生医には、問題の可塑剤を含む乳化剤を生産した昱伸香料(新北市中和区)の取引先を経由し、乳化剤が出荷されていた。問題の子ども用健康食品は「児童金盞花複方錠」、「児童固晶明複方錠」、「児童乳鉄蛋白複方粉末」、「児童個体素複方粉末」の4種類で、同社は流通先の調査に着手した。
また、友華生技が可塑剤混入の恐れがあると公表したのは、「卡洛塔妮乳鉄三益菌」、「卡洛塔妮綜合営養素」、「卡洛塔妮舒敏菁華四益菌」、「貝比卡児金選A綜合営養素」、「新貝比卡児綜合営養素」、「貝比卡児敏宝鈣粉」の6種類で、同様に昱伸香料の取引先から購入した乳化剤が使われていた。
友華生技は「問題の製品は可塑剤問題が発覚してすぐに撤去しており、現在市中で販売されていない」と説明した。
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