ニュース 医薬 作成日:2011年6月7日_記事番号:T00030448
健喬信元医薬生技(シンモサ・バイオファーマ)は、今年下半期にがん治療薬2種類の認可を新たに取得する見通しだ。同社の林智暉董事長は、3年以内にがん治療薬で年間10億台湾元(約28億円)の売り上げを目指す考えを示した。7日付工商時報が伝えた。
同社は2007年からがん治療薬に参入し、これまでに開発した5種類の製品のうち、2種類が既に認可を取得している。これに加え、7月には静脈注射剤の「Innomustine Injection」、今年第4四半期には塞栓療法に使用される微小球「HepaSphere Embolization Microsphere」に認可が下りる見通しだ。残る分子標的治療薬「TherCIM Injection」も2013年の認可取得を見込む。
このほか、同社が4月に認可を取得した肝がん治療薬のイットリウム90線源封入樹脂微小球(商品名・サーテックス)は、患者の3年生存率をこれまでの6%から17%に向上させる効果があり、正常な細胞を傷つけることなく治療が可能なことから、潜在商機が大きいと期待されている。
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