ニュース 食品 作成日:2011年6月7日_記事番号:T00030450
量販店大手の大潤発(RTマート)が店頭のパン・ケーキ類を対象に可塑剤混入の有無を調べるサンプル調査を自主的に実施したところ、5日までにティラミスから可塑剤の一種、フタル酸ジイソノニル(DINP)が3.6ppmの濃度で検出された。6日付自由時報が伝えた。
検査会社は、問題の商品は紙製容器入りで、透明フィルムに包まれており、可塑剤が容器から溶け出した可能性は低いとの見方を示した。
大潤発の広報担当者によると、問題のティラミスに使用された23種類の原料の供給業者はいずれも行政院衛生署が発表した問題業者のリストには含まれていないという。同社はジャム、香料が可塑剤に汚染されていた可能性があるとみて、詳細な分析結果が出るのを待っている状況だ。
ただ、3.6ppmという濃度は高いとは言えず、欧州連合(EU)が定めた溶出許容値(9ppm)を下回っている。このため、何らかの原因でプラスチック容器から可塑剤成分が溶け出した可能性も指摘されている。
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