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可塑剤事件で果物価格上昇、グアバは昨年の3倍に


ニュース 食品 作成日:2011年6月7日_記事番号:T00030451

可塑剤事件で果物価格上昇、グアバは昨年の3倍に

 飲料や食品に有害可塑剤が使用されていた事件が消費者の食生活を脅かす中、搾りたての果汁飲料や果物を購入する人が増加し、果物価格が高騰している。特に「珍珠芭樂(パールグアバ)」の卸売価格は、1キログラム当たり63.4台湾元(約176円)と昨年同時期の同14.4元から3.4倍に跳ね上がった。そのほか、アップルマンゴーの「愛文」やライチの「玉荷包」なども過去3年で最高値となっている。5日付蘋果日報が伝えた。


台南市の搾りたてジューススタンドでは通常1日500杯のところ、ここ数日は600杯以上売れているという(6日=中央社)

 各果物の1キロ当たり平均卸売価格は、▽アップルマンゴー「愛文」、68.2元(昨年28.9元)▽ライチ「玉荷包」、84.5元(同40.7元)▽パイナップル「金鑚」、18.7元(同12.2元)▽一般のバナナ、26.2元(同12.6元)──などとなっている。

 量販店大手の大潤発(RTマート)は、果物の販売量が通常より3割増えており、家楽福(カルフール)ではジューサーの売れ行きも好調だという。