ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年6月7日_記事番号:T00030457
中国鋼鉄(CSC)の鄒若斉董事長は先週、中国の首鋼集団を訪問し、戦略パートナーとしての関係を深めるとともに、将来海外における鉱山開発に共同で投資することについて話し合った。首鋼集団との関係強化はCSCにとって中国・華北市場への展開拡大を意味し、中国での競争力向上に貢献するとみられる。7日付経済日報が報じた。
経済日報によると、首鋼集団は中国5大鉄鋼メーカーの1社で昨年の売上高は1,500億人民元(約1兆8,500億円)。北京市、河北省、山西省、貴州省、新疆ウイグル自治区に製鉄所を持ち、総生産能力は約3,000万トン。
CSCの杜金陵・執行副総経理は、「今回が第1回の技術交流で、双方は来年、首鋼集団が台湾に人員を派遣することで合意した」と語った。また、鉄鋼メーカーが単独で鉱山開発に投資するのは難しいため、同社は首鋼、鞍鋼鋼鉄集団、武漢鋼鉄、上海宝鋼集団(バオスチール)などと協力したい考えを示した。
なお、CSCの5月売上高は、前年同月比2.93%増の211億9,000万台湾元(約590億円)。税引前利益は前月比12.02%減の33億800万元だった。
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