ニュース 電子 作成日:2011年6月7日_記事番号:T00030462
6月前半の液晶パネル価格は、テレビ用で1〜3米ドル上昇が見込まれるほかは、ほぼ横ばいとなるとの見通しが市場調査機関、ウィッツビューによって示された。7日付工商時報などが伝えた。
液晶パネルメーカーは5月、出荷量、価格とも反発し、稼働率も上昇したことから、今期の損失が大幅に減少するとの期待感が出てきた。しかし期末の6月は川下が在庫積み増しに慎重となり、価格上昇の勢いも弱まっていることから、パネルメーカーの黒字転換は下半期に持ち越しとなりそうだ。
ただ、テレビ用パネル価格は32インチ発光ダイオード(LED)パネル、55インチパネル以外は総コストを下回っているため、パネルメーカーも値上げに強い姿勢を示しており、中でも中国で労働節(メーデー、5月1日)連休後に在庫水準が下がった26インチおよび32インチ用パネルは、1〜3米ドル上昇するとみられる。
このほか、6月が非需要期に当たる液晶モニター用パネル価格は、横ばいまたは1米ドルの小幅上昇、タブレット型パソコン人気に押されるノートPC用も0.5〜1米ドルの小幅上昇にとどまるとみられる。
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