ニュース 電子 作成日:2011年6月7日_記事番号:T00030465
奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、今月から米アップルのタブレット型パソコン「iPad2」向けにIPS(横電界)方式の液晶パネルの本格出荷を開始する。出荷量は月間100万枚に達する可能性がある。7日付工商時報が伝えた。
アップルは現在、主に韓国のLGディスプレイ(LGD)、サムスン電子からIPSパネルを調達している。奇美電は昨年時点で、アップルの製品認証を通過していたが、これまでは少量の出荷にとどまっていた。
IPSパネルは単価が高く、利益率も高いため、月100万枚出荷したと仮定すると、毎月10億台湾元(約28億円)の売り上げ貢献が見込める。
奇美電はアップル向けの需要に対応するため、第5世代パネル工場3カ所を改造し、IPSパネルの生産ラインを導入し、量産態勢を整えた。次期機種「iPad3」では主要供給元への浮上を見込む。
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