ニュース 社会 作成日:2011年6月8日_記事番号:T00030470
銀行から316万台湾元(約880万円)を借り入れた会社経営者の男性(44)が7日、分割返済を断られた腹いせに、借入額全額をわざわざ硬貨に両替し、店頭に持ち込んだ。男性は溜飲(りゅういん)を下げているが、重さ1.3トンもの硬貨を持ち込まれた銀行側は大迷惑だ。8日付蘋果日報が伝えた。
男性は自身が経営する会社の従業員40人や家族・友人を総動員し、端午節(旧暦5月5日、今年は6月6日)連休の3日間かけて316万元を50元硬貨と10元硬貨に両替し、クレーン車で上海商業儲蓄銀行の新店支店(新北市)に持ち込んだ。行員はあぜんとしながらも、2時間半かけて硬貨を数える羽目に。
男性は「先週、支店から1日以内に返済するよう言われ、翌日も交渉したが決裂した。7〜8年も取引があるのに要求を断られ、腹が立ってしかたなかった」と動機を語った。男性は結局、従業員の給与に充てるはずだった現金を引き出し、全額を硬貨に両替して返済する「無言の抗議」に及んだ。
男性は「困難な任務をやり遂げ、すっきりした」としたり顔だったという。
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